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日本赤十字社

日本赤十字社とは

赤十字は、アンリー・デュナン(スイス人:第一回ノーベル平和賞受賞者)が提唱した「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とし、世界191の国と地域に広がる赤十字・赤新月社のネットワークを生かして活動する組織です。

日本赤十字社はそのうちの一社であり、西南戦争における負傷者救護で初めての活動を行って以来、国内外における災害救護をはじめ、苦しむ人を救うために幅広い分野で活動しています。

由布市は、日本赤十字社大分県支部由布市地区の事務局として、活動資金の募集、災害時の援護活動、平時の救急講習・防災訓練、災害義援金の受付等において、日本赤十字社に協力しています。

活動資金の募集について

日本赤十字社の活動は、一定金額以上を納めていただいた会員の方、会員外の皆様(協力会員)、ご寄附いただいた方々によって支えられています。

由布市は、毎年5月の「赤十字会員増強運動月間」にあわせて、自治会長の皆さまにご協力いただき、募金活動を行っています。(窓口では年間を通して募集しています)

災害救援物資の交付について

火災による住家の半焼や全焼、風水害等による全壊、流失等の被災者に対して、日赤毛布、バスタオル、タオル、日赤救急セット等の救援物資を交付しています。

由布市では、福祉課、湯布院地域振興課、挾間地域振興課で交付しています。

講習会について

日本赤十字社では各種講習を行っています。参加費などの詳細は日本赤十字社大分県支部のホームページをご覧ください。
主な講習概要
救急法日常生活における事故防止や手当ての基本、胸骨圧迫や人工呼吸の方法、AED(自動体外式除細動器)を用いた除細動、止血の仕方、包帯の使い方、骨折などの場合の固定、搬送、災害時の心得などについての知識と技術を習得できます。
水上安全法水と親しみ、水の事故から人命を守るため、泳ぎの基本と自己保全、事故防止、溺れた人の救助、応急手当の方法などの知識と技術を習得できます。
幼児安全法こどもを大切に育てるために、乳・幼児期に起こりやすい事故の予防とその手当、かかりやすい病気と発熱・けいれんなどの症状に対する手当などの知識と技術を習得できます。

義援金および救援金の受付

義援金は、国内被災地の方々を支援するため、災害ごとに受け付けています。お寄せいただきました義援金は、被災都道府県に設置される義援金配分委員会へ全額をお送りします。

救援金は、海外で大規模な災害や紛争等の緊急事態が発生した際の救援・復興支援活動及び防災・減災活動等に充てられます。

由布市では、福祉課、湯布院地域振興課、挾間地域振興課に各募金箱を設置しています。
このページに関する
お問い合わせ
日本赤十字社大分県支部
097-534-2236
由布市地区事務局
福祉課(本庁舎新館1階)
097-582-1265