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由布市地産地消・ブランド化推進計画について

はじめに

本市における農林業は、高齢化や後継者の減少で生産力の低下が進んでおり、新規就農者や担い手の育成確保が急務となっています。また、農業だけでなく、由布市の経済活動を支える商工業や観光においても、経済情勢の低迷の中、安定的な経営の継続が厳しい状況となっています。
そのような中、今後の由布市の産業振興を図り地域経済の発展につなげていくためには、市内の異業種間における連携と協働の取り組みを進めていくことが必要です。産業間の相乗的な効果を発揮し、また市内の食材・人材・技術などの地域資源を結び付けることで、新たな付加価値が生まれ収益力が高まるとともに、新しい産業の創造へと発展の可能性が広がります。

計画の概要

上記を受けて、本市では、平成23年3月に第1次計画として、「由布市農業・商工・観光の連携による地産地消と特産品ブランド化推進計画」を策定しました。そして、このたび、第2次計画として、平成29年3月に「由布市地産地消と特産品ブランド化推進計画」を策定したところです。
本市では、地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用の促進に関する法律第41条第1項の規程に基づき、この計画を地域の農林水産物の利用促進についての計画、そして6次産業化等市町村戦略として位置づけています。
今後は、本計画に基づき、平成28年度~平成32年度までの5年間推進していきます。農業・商工・観光の各産業の相互連携により、地産地消と特産品ブランド化をテーマにして活動を進め、由布市として一体感を醸成し、さらなる地域の活性化を図って参ります。

由布市ブランドの基本理念

由布市の地産地消と特産品ブランド化推進における基本理念は、「原点壊帰」です。
これからの農業は、これまでの農業のあり方を意識しながらも、それを壊してでも新しい分野、新しいやり方に挑戦していく姿勢が求められます。若者の定住も含めて、本市の人口維持や市の活力を取り戻していくためには、基幹産業の一つである農業が新たな分野に挑戦し、持続可能な経営体となる必要があります。
  • 上記の基本理念を具体化していくため、今後5年間で取り組む具体的な目標は次のとおりです。
  • 目標①
    特産品ブランド化と観光産業との連携
  • 目標②
    地産地消と教育、医療・福祉・介護等との連携
  • 目標③
    食文化の普及
  • 目標④
    後継者の育成や農業生産者の育成
詳細は下記をご覧ください。
  • 前計画
  • 最新計画
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農政課 ブランド推進係(本庁舎新館2階)
097-582-1293 (内線2240)