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体罰や暴言によらない子育てを広げよう! 更新日:2024年11月06日
11月は、児童虐待防止推進月間です。
児童虐待の相談件数は増加の一途をたどっており、中には保護者が「しつけ」と称して暴力・虐待を行い、子どもの命が失われる痛ましい結果につながるものもあります。
これを踏まえ、体罰が許されないものであることが法定化され、2020年4月1日から施行されました。

「子どものしつけのためだから仕方がない」として、体罰をしていませんか?

体罰によって子どもの行動が変わったとしても、それは、叩かれた恐怖心などによって行動した姿であり、子どもの成長の助けにならないばかりか、心身の発達などに悪影響を及ぼす可能性があります。しつけをするときは、子どもの発達しつつある能力に合う方法で行う必要があり、体罰で押さえつける事は、許されません。

体罰等の影響        

 親から体罰を受けていた子どもは、「落ち着いて話を聞けない」「約束を守れない」「集中できない」「感情をうまく表せない」「我慢ができない」「集団行動ができない」という調査研究もあります。

体罰等の悪循環

・体罰は、暴力的な言動モデルを示すことになり、自分も周りの人に対して同じように振る舞ってよいと子どもが学ぶきっかけになります。
・保護者に対し恐怖心を抱くと、信頼関係を築きにくくなり、悩みや心配を相談する事が難しくなります。
・家庭が安心できる場でなくなり居場所がないと感じ、対人関係のトラブル・非行・犯罪被害等大きな問題に発展してしまう可能性があります。

しつけとは?

子どもの人格や才能等を伸ばし、社会において自律した生活を送れるようにするため、子どもをサポートして社会性を育む行為です。
子どもと向き合い、どうすればよいのかを言葉や見本を示す等の本人が理解できる方法で伝える事が大切です。

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